フレディ戦記

フレディの日々のこと。音楽、写真、仕事

愛するばあちゃんが年末に亡くなり、新年を迎えたという気持ちにはまったくなれなかった。

あまりに急なことで、自分もまさかその日に逝くなんて思ってなかったのだろうから、ばあちゃんの家にいたら着払いですげー高いおせちが届いた。

そして冷蔵庫ぎっしりすぎて全然入らないのね。孫やひ孫たちがお正月に集まるから、たくさん美味しいものを詰め込んでいたんだ。

一度家に連れて帰ってきたばあちゃんは本当にただ眠っているようだった。

ばあちゃん、苦しかっただろうに穏やかな顔でそれだけが私たちの救いだった。

葬式が終わって正月明けに自分のアパートに戻ったらばあちゃんからの年賀状がポストに入っていた。伝えたいことがまだまだ沢山あることに今更気がついてしまって行き場がない。今はただただしっかり生きなければと思うばかり。